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2007/1/13 ブローオフオーバーホール

前回行なった作業で、ブローオフの配管は問題なし。とりあえず、左右を入れ替えて実験。

今度は、左側からしか音が聞こえませんよ。

もう、こうなったらもう一つ、ブローオフバルブをゲットなのだ。

早速届いたブローオフ。とりあえず機能するか、ピストン部分を指で押してみる。

押してみる。押す・・・押せねぇ。。。

おえっ、ピストンが固着してますよ。。°°(>_<)°°。

またやられたか・・・

いくら、ただ同然とはいえ、このままでは、気がおさまらない。さっそく分解してみる事に。





裏側についている、ストッパーを外しても固着していて、当然ピストンは出て来ません。

側面をバシバシ叩いていると、だんだんピストンが出て来たのだ。

ようやく出て来たピストンとバネは錆び錆び・・・

1000番の耐水ペーパーでピストン、バネ、本体の裏側の錆びを落とします。

で、反対の手順で組み付け。

この時、一応グリスを塗っておきました。(こんな事していいのかなぁ?)

組み付け後は、手で押せばピストンがスムーズに動くようになりましたよ。

早速、機能しないブローオフバルブと交換して、動作確認。

「パシュー」といい音がでますよ。

取り付けたのとは違う方から・・・

え~、なんで?状況変わらん。

もう、こうなったら残りのブローオフも分解しちゃる。

さっきと同じ手順で、ばらす。今度は固着していないので、ストッパーを外す時は、ピストンを押さえながら慎重にね。

2007/1/13 ブローオフオーバーホール_c0026746_1852739.jpg


そしたら、大発見をしてしまったのだ!

今まで、機能していたブローオフバルブ。他の2コと比べて、あきらかにバネが短い(弱い)!

まてよ、サージタンクからのパイピングは分岐して左右に行ってるよなぁ、

なるほど、これならバネの弱い方がパシュパシュ開いちゃう訳だよね。

幸い、残りの2コは同じバネ。こちらを取り付けよう。

ブローオフバルブの調整ネジはどちらも一番緩くして、動作確認。

「ププシュー」!?

今までよりバネが強くなった分、ピストンの開きが鈍いが、ようやく両方開きましたよ。(ププシューは、全く同時には開いていないからこんな感じの表現になってますよ)

後は、高ブーストで、開かないように調整すれば問題ないでしょう。

教訓:ツインターボのブローオフバルブは、同じバネレートにしよう。(あたりまえ?)きっと、GT-Rとか、Z32のツインターボ用をゲットしておけば、全然問題なかったのかもね。
by maseratiqp | 2007-01-13 18:49 | クアトロポルテメンテナンス
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